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富士通マーケティング(以下、FJM)と日本マイクロソフトは11日、中堅中小企業向けのサーバ仮想化分野で協業することに合意したと発表した。中堅中小企業が、マイクロソフトの仮想化技術である「Windows Server 2008 R2 Hyper-V (以下、Hyper-V)」が搭載されたサーバを購入した際に、すぐ利用できるよう、あらかじめハードウェアやアプリケーションを設定した上で提供する。搭載されるアプリケーションは開発パートナー各社と協力し「Hyper-V 構成済みアプリケーション」として、FJM の「アプリケーションストア」を通じて提供する。
本協業に基づき、FJMはHyper-V構成済みサーバとアプリケーションストアでのHyper-V構成済みアプリケーションの提供に加えて、利用者が希望するアプリケーションを組み込んで出荷する「AZBOX(アズボックス)」や、販売パートナーを通じたパッケージソリューションの提供を行う。提供されるアプリケーションは、「サイボウズ Office 9」や「Symantec Endpoint Protection」「SKYSEA Client View」など。
あらかじめ設定済みのHyper-V搭載サーバを、利用頻度が高いアプリケーションと組み合わせ、評価・検証のうえ提供することで、購入後の設定の手間やコストの削減を実現できるという。
FJMでは、本協業により、Hyper-V構成済みサーバを今後1年間で中堅中小企業1万社に導入することを目指す。また、Hyper-V構成済みアプリケーションを拡充し、2012年3月までに50種類、2012年9月までに約100種類の提供を図るという。
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