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  • 2011/12/20

A10ネットワークス 小枝逸人社長:IPv6の商機を取り込んで大幅躍進、クラウド時代のITベンダーの役割とは (2/3)

日本型ビジネスで次世代の課題に取り組む

IPv6への全面移行には10年かかる

 IPv4アドレスの枯渇問題は、長年言われてきたことであり、情報通信業界に身をおく者なら目新しい話題とは感じないだろう。それに置き換わるIPv6技術も既に実用化されて久しい。

 しかし、IPv4の割当(ISPへの割当)が枯渇した現時点をもっても、IPv6への移行が終了しているかといえば、まだ十分ではないというのが実態だ。コンシューマが扱うPCやスマートフォンなどの端末に割り振られているのは相変わらずIPv4アドレスが中心であり、サービスプロバイダ側にもIPv4環境は多く残されている。その移行にはかなりの時間を要するだろうと小枝氏は語る。

「IPv6へ完全に移行するにはおよそ10年かかるだろうと考えています。その10年間、IPv4からIPv6への移行期に必要なのは、単純にIPv6を扱える技術だけではありません。双方の混在環境を自在に扱い、IPv6移行の影響をユーザーに与えないようにしながら移行を進めなければなりません。また、逆にIPv6が主流になっても、どこかしらに残るIPv4機器などをどう扱うのかが課題になるでしょう。こうした課題の解決策として、A10ネットワークスの製品は既に数多くの商用サービスで稼働しています」

 A10ネットワークスのADCであるAXシリーズは、IPv4端末からのアクセスをIPv6サーバに、IPv6端末からのアクセスをIPv4サーバに振り分けることが可能だ。さらにISP向けに、既存IPv4アドレスの有効活用やIPv4サーバの有効活用を支援するための機能群も実装されている。

 そのひとつであるキャリアグレードNATは、ISPが持つグローバルIPv4アドレスを複数ユーザーで共有することで有効活用するもの。キャリア内ではプライベートアドレスを使用し、インターネットとの接続を少ないグローバルアドレスに集約することで、ユーザーの増加に対応する。

【次ページ】クラウドでビジネスフレームワークも変わる

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