日本電気（以下、NEC）は、信用金庫の営業担当者が、外出先からスマートフォンを活用して顧客情報の照会や預り証の発行などを安全に行える「信用金庫向け営業支援システムfor Android」を開発し、1日から販売および出荷を開始した。同システムは、Androidを搭載したスマートフォンに対応したもの。価格は、30店舗・スマートフォン100台の場合で5,000万円（税別）から。


　「信用金庫向け営業支援システムfor Android」は、これまで伝票やハンディ端末、PDAまた携帯電話などで実施されていた営業業務（訪問管理、顧客情報照会、集金･通帳･証書などの預り証の発行、商品情報照会ほか）を、Androidを搭載したスマートフォンに対応したもの。同システムでは、スマートフォンを営業支援サーバ(信用金庫内に設置されているサーバ)に接続することで、外出先においても、最新の情報に基づいた顧客応対や、正確かつ迅速な業務の実施が可能となる。

　なお、新システムはすでにさわやか信用金庫と他2金庫で採用が決定しており、さわやか信用金庫では、6月中旬から56店舗の営業担当者約450人を対象に全面稼動する。