開閉ボタン
ユーザーメニュー
ユーザーメニューコンテンツ
ログイン

  • 会員限定
  • 2012/09/28

【ITビジネスと孫氏の兵法(6)】激動の時代に生まれた孫子兵法

民主党 藤末健三・フューチャー・デザイン・ラボ 後藤洋平

孫子は、戦争を国家に重大な影響を及ぼすものと考えていた。例えば、「兵は国の大事にして、死生の地、存亡の道なり。察せざるべからず」とあり、兵(戦争)は、国家の大事であって、国家の生死、国家の存亡を決するのであり、深い考察が必要である、としている。その背景には、当時の中国にあって戦争が長期化、大型化していた結果、戦争の敗北が国家の存亡に関わる大事になっていったことが考えられる。

藤末健三、後藤洋平

藤末健三、後藤洋平

藤末健三

早稲田大学客員教授
中国清華大学顧問
民主党参議院議員


フューチャー・デザイン・ラボ
後藤洋平


1982年大阪市生まれ。東京大学工学部システム創成学科卒。在学中は堺屋太一ゼミナールにて「どうして売れる ルイヴィトン」執筆や東大ブランドショップ立ち上げに参加など活動多数。現在、株式会社フューチャー・デザイン・ラボにて数々の新規事業立ち上げに参画している。


<原文>
凡そ用兵の法は、馳車千駟・革車千乗・帯甲十万、千里にして糧を饋[おく]るときは、則ち内外の費・賓客の用・膠漆の材・車甲の奉、日に千金を費やして、然る後に十万の師挙がる。其の戦いを用[おこ]なうや久しければ則ち兵を鈍[つか]らせ鋭を挫く。城を攻むれば則ち力屈[つ]き、久しく師を暴[さら]さば則ち国用足らず。それ兵を鈍らせ鋭を挫き、力を屈くし貨を殫[つ]くすときは、則ち諸侯其の弊に乗じて起こる。

<対訳>
およそ軍隊を運用するときの一般原則としては、軽戦車千台、皮革で装甲した重戦車千台、歩兵十万人の編成規模で、四百キロの外地に兵糧を輸送する形態の場合には、民衆と政府の出費、外国使節の接待費、皮革を接着したり塗り固めたりする膠や漆などの工作材料の購入費、戦車や甲冑の供給などの諸経費に、日ごとに千金もの莫大な金額を投じ続け、そうした念入りな準備の後に、ようやく十万の軍が出動できるようになる。

この続きは会員限定です

ここから先は「ビジネス+IT プレミアム会員」に登録の方(登録は無料)のみ、ご利用いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • 1

    インタビューから事例記事まで、ここでしか読めない1万本超の記事が無料で閲覧可能

  • 2

    導入事例資料や技術資料、デモ動画などを無料でダウンロード・閲覧可能

  • 3

    年間1,000本以上、会員限定のスペシャルセミナーにご招待

  • 4

    ビジネス+IT編集部が必読記事を、メールマガジンでお知らせ!

競争力強化 ジャンルのセミナー

競争力強化 ジャンルのトピックス

競争力強化 ジャンルのIT導入支援情報

関連リンク

PR

ビジネス+IT 会員登録で、会員限定コンテンツやメルマガを購読可能、スペシャルセミナーにもご招待!