アリエル・ネットワーク（以下、アリエル）は、Webコラボレーションウェア「ArielAirOne Enterprise（以下、アリエル・エンタープライズ）」が、12月にリリースする新バージョンより、Windows8に対応することを発表した。

　アリエルではこれまで、HTML5などの最新テクノロジーを積極的に活用してきたほか、iPhone・iPad・Androidなどのスマートデバイスや、Webブラウザの最新バージョンへの迅速な対応を推進してきたが、このたびの最新バージョンでは、今後の企業への普及を見据え、Windows8に全面対応した。Windows8に対応することにより、外出先ではタブレット端末から、社内ではPCから情報にアクセスするなど、利用シーンや用途に応じて操作環境を自由に選択し、アリエル・エンタープライズを利用可能になる。


　加えて、最新バージョンでは約200項目の機能強化が施されている。スマートデバイスからの利用については、英語・中国語など多言語対応を完了したほか、HTML5を活用し、より直感的で使いやすいユーザーインターフェースを実現。新機能としては、組織・プロジェクト・キーワード・アプリなど、さまざまな視点からの情報フォローを可能にし、エンタープライズ利用に最適化したタイムライン機能を追加している。

　そのほか、マルチテナント対応をさらに強化。組織形態に応じて選べるテナント運用モードを設け、柔軟なシステム管理体制の実現を可能にした。また、オムニサーチ（あらゆる情報を、すべてひとつの検索窓から検索することができる機能）を強化。サジェスト（提案・予測）検索機能の精度を向上したほか、絞込み条件のメンバー間での共有を可能にするなど、さらなる充実が図られている。