日本ユニシス、ビッグデータの課題を解決する米社製「ZL Unified Archive」提供開始

　「ZL Unified Archive」は、企業のサーバに蓄積された、電子メールやさまざまな電子データを統合管理するシステム。従来のアーカイブシステムは、「サイロ型」と呼ばれる管理方法がとられており、「サイロ型」では、「ストレージ最適化」「eディスカバリー」「文書記録管理」「コンプライアンス」など機能ごとにサーバが分割しているので、それぞれの機能に対してデータがコピーされるため、保持ポリシーと検索の不統一、無駄の多いデータ管理などが課題となっていた。「ZL Unified Archive」はユニファイド（統合型）システムであるため、多様なデータソースを単一プラットフォーム上でアーカイブ・管理・検索することができ、非構造化ビックデータの効率的保存・分析に対する課題を解決する。

　日本ユニシスは、「ZL Unified Archive」の導入コンサルティングから構築・運用支援サービスを提供する体制を整え、ビッグデータも含めたアーカイブソリューション分野でのビジネス拡大を目指し、金融業、製造業の大手企業を中心に、今後3年間で30システムの受注を目指す方針だ。