- 2013/08/23 掲載
川崎重工業、「次世代設計部品表統合システム」を稼動 富士通のPDM導入
これまで川崎重工では、設計情報を機種ごとに異なるシステムで管理していたため、データが分散しており、設計情報の共有化や既存データの利用効率という面で課題があった。そこで川崎重工は、設計・部品データを一本化できる「次世代設計部品表統合システム」を構築した。
また、共同で設計を進める部品メーカーやパートナーと部品情報の共有を安全かつスムーズに行える仕組みも構築。製造に関わる情報の配付コストを削減した。
本システムにより、川崎重工は、設計・部品データ管理における操作性が飛躍的に改善したという。設計者の作業効率が向上できたほか、システム運用・保守費用の削減が可能となった。
なお、本システムの、要件定義・設計・開発・導入全般は、富士通システムズ・ウエストが、「PLEMIA」の重工(航空機)モジュールの開発は、富士通システムズ・イーストが担当。セキュリティ対策やデータ転送の高速化を含む各種機能も開発した。
なお、システムは富士通の基幹システム向けPCサーバ「PRIMEQUEST(プライムクエスト)」上で運用する予定となっていた。
関連タグ
関連コンテンツ
PR
PR
PR