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- 2014/01/28 掲載
社内CSIRT立ち上げやBYOD活用が2倍以上に増加、NRIの情報セキュリティ実態調査2013
次にセキュリティ対策に従事する人材については、「人材不足」と考える企業が84.8%にのぼった。「質量ともに不足している」(足立氏)状況だが、増員を検討している企業は14.2%しかなく、現状維持が83.6%を占めた。セキュリティ人材の確保方針は、社内人材の育成が46.7%で、社外人材を積極的に調達していく方針の12.9%を大きく上回った。
重視する情報セキュリティ対策についても、2012年は3位だった「社内セキュリティ人材の育成・従業員のセキュリティ教育」が43.9%と大幅に増加した(2012年は27.6%)。
また、グローバル化が進展する中、国内と海外のセキュリティ統制の差異については、国内の支社・支店が9割超(すべてできていると一部できているの合算)は、「統制が効いている」と答えたのに対し、海外の支社・支店・子会社は4割~5割程度にとどまった。
【次ページ】モバイルBYODが大幅に増加した理由は?
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