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- 2014/11/20 掲載
日本殺陣道協会の商法~“斬る”ビジネスで人の縁を結ぶ
関西流ベタベタIT商法の挑戦115
中森勇人(なかもりゆうと)
経済ジャーナリスト・作家/ 三重県知事関東地区サポーター。1964年神戸生まれ。大手金属メーカーに勤務の傍らジャーナリストとして出版執筆を行う。独立後は関西商法の研究を重ね、新聞雑誌、TVなどで独自の意見を発信する。
著書に『SEとして生き抜くワザ』(日本能率協会)、『関西商魂』(SBクリエイティブ)、『選客商売』(TWJ)、心が折れそうなビジネスマンが読む本 (ソフトバンク新書)などがある。
TKC「戦略経営者」、日刊ゲンダイ(ビジネス面)、東京スポーツ(サラリーマン特集)などレギュラー連載多数。儲かるビジネスをテーマに全国で講演活動を展開中。近著は「アイデアは∞関西商法に学ぶ商売繁盛のヒント(TKC出版)。
公式サイト http://www002.upp.so-net.ne.jp/u_nakamori/
言ったもん勝ちの精神
八木会長は殺陣道協会について「殺陣は日本各地で、それこそバラバラ行われていて、どこかの団体が取りまとめているというものではなかったのです。そこで “殺人道”という形で一般社団法人化しました。まあ、日本代表という看板を上げたわけですね。すると、マスコミを始め、いろんな組織や個人から問い合わせが来るようになりました。まさに『言ったもん勝ち!』という感じです」と話す。協会には殺陣だけでなく、日本全国からパフォーマーが集まってくる。パントマイムに大道芸、剣道家やプロレス関係者まで。まさにお好み焼のようにごちゃまぜ状態。大阪ならではの人間関係の近さを感じさせる。
八木会長は協会の役割について「道場は皆さんが作品を持ち寄って人材交流をする、サロンのような場所です。だから殺陣に限らず、大阪で自分たちの活動を紹介したいという人たちの縁を結ぶ窓口になるよう心がけています」と語る。
さて、気になるのはどうやって運営費を稼いでいるのか。というのは人材交流をうたい文句にしている団体はボランティアやNPOなど、儲けには無縁の団体が多いからだ。
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