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  • 2015/09/22

「社内メールは禁止して全部Slackです」──クラウド専業SIerの働き方と社内IT事情

大石良氏 夏サミ2015講演vol.2

クラウド時代に対応した優れた組織を作り、エンジニアに効率よく働いてもらうにはどうすればいいのでしょう? 7月29日に都内で行われたイベント「Developer Summit 2015 Summer」(夏サミ2015)では、サーバーワークス代表取締役 大石良氏が、「AWS専業クラウドインテグレータが語る クラウド時代のエンジニア像」と題した講演の中で、クラウド専業SIerとして取り組んでいる新しいオフィスのファシリティ、IT環境、人事制度などについて解説しています。その内容を記事にしました。

Publickey 新野淳一

Publickey 新野淳一

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。

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自分たちが変わるためにやっていること

 サーバーワークス 代表取締役 大石良氏。

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 自分たちが変わろうというプロジェクトの1つとして、働き方とオフイス。これをクラウドらしくドッグフーディングしていこうというようなことを、いまやっています。

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 1つ目。サーバゼロです。

 クラウド専業になったから新規のサーバはもう買っていないのですけれど、昔からあるサーバ、Active Directoryのサーバも、Asteriskサーバも全部ゼロにして完全にクラウド化することにチャレンジしています。

 2つ目は、会社支給のPCをゼロにしています。基本的にはすべてBYODです。

 どうして会社の据え置きの端末が必要だという方には、デスクトップ仮想化のサービス(DaaS)をAWSがWorkSpacesという名前で提供しているので、これを使うと。

 3つ目。LANをゼロにしています。

 LANって、何となくセキュアな感じがするじゃないですか。でも情報漏えいの8割って社内から起きているわけですよ。

 私たちは、社内でも社外からでも全く同じセキュリティ。むしろ外の方がセキュリティが高いぐらい。そのくらいの勢いで、クラウド時代のセキュリティって考えられているのです。ということで、社内のLANをゼロにしています。

 オフィスのレイアウトちょっと工夫して、時間によって場所を変える新しいフリーアドレスというのにもチャレンジしています。

 私たちは、いま本当に成長期で、札幌にある子会社を含めると70人ぐらいで、今期もやっぱり20人とかを採用しようとしている。そういう成長期だと、どうしても作業というよりも協調が大事です。

 作業をするのであればリモートワークが有効に機能すると思うのですけれど、どんどん人が増えて、どんどん一緒に働くボリュームが大きくなってくる。そういうタイミングでは、フェイス・ツー・フェイスがどうしても欠かせない。

 でもオフィスに来てもブースに閉じこもっていたら、それは同じオフィスにいてもいなくても一緒ですよね。

 だったらフリーアドレスでしょう、という話なんですけれど、フリーアドレスでも一度座ると席は固定されると。

 そこで私たちは1つのアイデアとして、時間によって1日1回は移動しよう、それを義務化しようというのをやっています。

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 オフィスをゾーニングして、ここはコンセントレーション(集中)エリア、こっちはコミュニケーション、というこういうことをやっています。

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 自分に当てられた8時間の中で、集中しなければいけないのだったら集中の方に行こう、コラボレーションしなきゃいけないのだったらコラボレーションの場所に行こうよというかたちで、いまやらなければいけない作業や業務、それに合わせて場所を移動して仕事の効率を上げていこうと、こういうチャレンジをやっているわけなのです。

【次ページ】 メールをやめてSlackへ

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