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  • 2016/11/22 掲載

インバウンド立県へ! 三重県がベトナムに「トップセールス」する理由

すずき英敬知事のおすすめ三重県ビジネスカタログ(63)

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昨年、イクメンオブザイヤーを受賞した三重県の鈴木英敬知事。育児のための休暇を取得するなど、男性の育児参画推進の旗手を担う。その鈴木知事が推進する「みえの育児男子プロジェクト」の一環として実施している「ファザー・オブ・ザ・イヤーinみえ」の授賞式がプロレスラーの蝶野正洋さんをゲストに迎えて行われた。さらに同県は、高い経済成長率が続くベトナムへ最新の経済環境を視察するミッション団を派遣するほか、伊勢志摩サミットを契機とした県民活躍シンポジウムの開催、食・観光サービス産業の高品質化の取り組みなどにも着手する。

三重県知事 鈴木英敬

三重県知事 鈴木英敬

1974年生まれ。東京大学経済学部卒。通商産業省(経済産業省)入省後は中小企業支援、IT戦略、特区や農商工連携といった地域活性化などを担当。2011年4月、三重県知事に就任し36歳の全国最年少知事となる。特技は結婚式の司会(これまで披露宴の司会は25回)。尊敬する人物は坂本龍馬。妻は元シンクロ五輪メダリストの武田美保。
三重県庁公式ホームページ:http://www.pref.mie.lg.jp/
鈴木英敬オフィシャルウェブサイト:http://eikei.jp/

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蝶野さんとのトークを繰り広げる鈴木英敬三重県知事

蝶野正洋さん、鈴木おさむさんとのイクメントーク

 10月16日に、第3回「ファザー・オブ・ザ・イヤーinみえ」の表彰式が行われました。これは男性の育児参画を推進する「みえの育児男子プロジェクト」の一環として毎年開催され、ステキな育児をしている男性を表彰するものです。

 6月1日から8月31日までの期間募集を行い、今年は大賞7名、部門賞1名、1団体が受賞されました。

 表彰式では二児のパパとして子育てをされたプロレスラーの蝶野正洋さんとのトークショーを開催。蝶野さんには「みえのイクボス同盟」スペシャルサポーターになっていただいており、名実ともに強くて優しい最強のパパでした。

 また、11月6日には「『働く』と『子育て』を考える」をテーマにした「WORKO!」というイベントに登壇し、放送作家の鈴木おさむさんと、男性育児参画の体験談などを話しました。

 鈴木おさむさんは、奥様で森三中の大島さんと伊勢で結婚式をあげていただいたご縁もあり、機会があるたびに子育てのお話をしていただくなど、三重県はいつもお世話になっています。

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鈴木おさむさんとのトークセッション

 他にも三重県では、大自然の中で子どもとじっくり向き合うことが出来る、「みえの育児男子親子キャンプ」の開催や「みえの育児男子倶楽部」での情報交換など、様々なプロジェクトを通して今後も、男性が積極的に育児に参画することを応援していきます。

ベトナムのフック首相を表敬訪問、チャイナプラスワンでトップセールスを敢行

 三重県では11月、高い経済成長率が続くベトナムに、最新の経済環境を視察するミッション団を派遣します。

 ベトナムは政治的に安定していることや勤勉な人材と豊富な消費市場を有していることなど、新興著しいASEANにおいて、チャイナプラスワンの一つとして注目され、日系企業の集積が進んでいます。今回はそんなベトナムに県内企業の皆さんと経済交流ミッションとして訪問します。

 まずは14日には、伊勢志摩サミットでアウトリーチ国として来県いただいたフック首相を、三重県松阪市の竹上市長とともに表敬訪問します。

 サミットでお目にかかった際、首相からは「三重県の得意とする分野でぜひ連携したい。知事がベトナムに来たらぜひ会いたい」とおっしゃっていただきました。また、サミットでは、ホイアン市と観光交流協定を締結している松阪市がベトナムの官房長官を招待するなど、親密な交流を続けています。

 サミットのお礼を申し上げるのはもちろんですが、首相からは「貿易や投資、観光などの分野で三重県の可能性を感じている」と具体的におっしゃっていただいたので、今回の訪問でベトナム政府との関係をさらに強くするとともに、サミット開催のレガシーとして将来に繋げていけるよう、しっかりとお力添えをお願いしたいと思います。

 15日は、三重県からベトナムに進出した事業展開の成功事例であるエバ工業のベトナム工場を訪問し、経済ミッション団とともに現地調査を行います。

 エバ工業は、世界経済のグローバル化に伴い、平成15年には県内の他社に先駆けて、設計から組立まで一貫して行う自社工場をハイフォン市に設立しました。また、ベトナムにおける機械技術発展への貢献が評価され、平成27年に経済産業省の「がんばる中小企業・小規模事業者300社」にも選ばれています。

 次に、ベトナムの投資政策の決定を行う計画投資省を訪問し、県内企業のビジネス拡大に向けた相互協力や今後の交流促進について意見交換を行います。今年8月、四日市市が計画投資省の外局である外国投資庁と経済交流に関する覚書を締結していますので、このような県内自治体との連携交流についてお礼を申し上げるとともに、しっかりと後押しをしてまいりたいと思います。

 3日目の16日は、ベトナム国内最大規模のソフトウェア開発会社で従業員9000人を超えるFPTソフトウェア会社を訪問し、三重県の産業について情報発信するとともに、本県への社員旅行等の誘客促進に向けてトップセールスを行います。

 同社は、東京・大阪・名古屋・福岡をはじめ世界各所に営業拠点を持つほか、日本各地でも社員旅行や幹部会合を数多く実施していることから、サミット開催地・三重の魅力をPRする絶好のチャンスと捉えています。

 次に、昨年10月に首都ハノイでの1号店をグランドオープンした「イオンモールロンビエン」を訪問し、イオンの尾山長久ベトナム代表と面談します。尾山代表とは、三重県産品のPRや販路拡大に向けた取り組みについて意見交換を行うとともに、フェアの開催など三重プロモーションについても協力をお願いすることにしています。

 私が知事としてベトナムを訪問するのは今回初めてになりますが、ベトナム、タイ、マレーシアなどのASEAN各国は「みえ国際展開に関する基本方針」において「重点的に取り組むべき国・地域」と定めています。近年、ベトナムはいわゆる「チャイナプラスワン」の1つとして注目され、日系企業の進出が進んでおり、今年5月に実施した県内事業所アンケートにおいて、ベトナムは「海外展開先として興味のある国」の1位となっています。

 県としては、ベトナムを含め成長著しいASEAN各国と戦略的に連携・交流し、本県の強みを発揮した取り組みを推進していきたいと考えています。

 今回のミッションを通じて、三重県の認知度を高めるとともに、ASEAN各国からのインバウンドの増加、県産品の販路拡大に繋がるよう、力強く発信し、サミットにより深まった三重県とベトナムとの縁をさらに大切なものにしていきたいと思います。

【次ページ】おもてなしの現場で学ぶ一流の極意とは

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