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  • 2019/02/27

IBMのCEOとRed Hatの会長が対談、明かされる「買収」の背景

IBMがサンフランシスコで開催中のイベント「IBM Think 2019」、基調講演に相当する「Think 2019 Chairman's Address」に、IBMによる買収が発表されたRed Hatの会長兼CEO ジム・ホワイトハースト氏が登壇。IBM最高経営責任者のジニ・ロメッティ氏と対談を行いました。ここでは、内容の一部をダイジェストとしてまとめます。

新野淳一(本記事は「Publickey」より転載)

新野淳一(本記事は「Publickey」より転載)

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。

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Red Hatの役割と課題

ホワイトハースト氏:この10年でのもっとも重要なことの1つは「ユーザードリブンなイノベーション」だと思います。

 将来、技術がどのような方向へ進化していくかを考えると、例えばFacebook、Twitter、LinkedIn、Googleなどの企業は大規模なデータセンターにおける課題や分析を解決するために素晴らしいテクノロジーを開発しています。それらがオープンソースとして登場してきているのです。

ロメッティ氏:そのなかでRed Hatはどのような役割を果たすのですか?

ホワイトハースト氏:技術そのものは素晴らしいのですが、しかしそれらを使うにあたっては課題もあります。Kubernetesなどがそうだし、初期のLinuxもそうでしたが、例えば想定されているスケールがWeb全体だったり、逆に企業が使うにはあまりにも局所的だったりと、適切なサイズが想定されていないことがあります。

 あるいはライフサイクルについても、企業はソフトウェアを導入したら5年や10年は使うことを想定していますが、オープンソースそのものはそうしたことを想定していなかったり、またセキュリティに関する考え方も異なっていたりといったことがあります。

 そこでわれわれはこうしたオープンなイノベーションを企業が使いやすいように、ライフサイクルやセキュリティなどを適切なものにし、教育機会を提供するなどを行うのです。これによって企業はミッションクリティカルなアプリケーションをそうしたもののうえで実行できるようになるのです。

【次ページ】IBMとRed Hatが一緒になるメリットとは

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