- 2022/12/08 掲載
暗号資産スタートアップ投資、鈍化傾向も前年比増加か=調査会社
ベンチャーキャピタル(VC)による暗号資産企業への投資は今年1─9月に世界全体で199億ドルと、前年同期比41%増加。昨年は年間で212億ドルと過去最高を記録した。
ただ、投資のペースは今年を通じて鈍化傾向にあり、第3・四半期は40億ドルと前年比38.3%減少。昨年第2・四半期以来の低水準にとどまった。
今年は暗号資産「テラUSD」や「ルナ」の暴落に加え、セルシウスやボイジャーなど主要なプレーヤーが破綻。さらに先月のFTX破綻は大きな衝撃となり、投資家心理を揺るがした。
ピッチブックのアナリスト、ロバート・リー氏は「暗号市産業界では明確な規制・指針の欠如が依然として最大の懸念および制限要因の一つだ」と指摘。「確立された法律と指針という形でより良い保護が整備されるまで、(投資の)メインストリームとして受け入れられる可能性は低い」と述べた。
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