- 2023/01/30 掲載
SMBC日興、相場操縦で減収330億円=中国の会社設立断念
SMBC日興証券は30日、元幹部6人と同社が起訴された相場操縦事件が、2022年4~12月期決算で330億円の減収要因になったとの推計を公表した。機関投資家が株や債券などの発注を見送る動きが続いた。
前期(21年3月期)との合計では430億円に上る。同社は親会社三井住友フィナンシャルグループ(FG)と21年7月に中国当局に申請していた北京での証券会社設立も断念。SMBC日興の牛島真丞常務執行役員はオンライン会見で「事件を受け、当局からの認可(取得)が困難になった」と説明した。
【時事通信社】 〔写真説明〕SMBC日興証券の店舗
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