• 2023/01/31 掲載

日経平均は反落、FOMCを前に手掛けにくく 個別物色は活発

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 31日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比106円29銭安の2万7327円11銭と、反落して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や米連邦準備理事会(FRB)議長会見を日本時間の明後日未明に控える中、手掛けにくさが意識された。一方、決算を材料にした個別物色がみられた。  

日経平均は小高く始まった後、伸び悩んだ。朝方にはドル/円が円安寄りで輸出関連株などを支えたが、節目の2万7500円では利益確定売りが上値を抑えて勢いを失った。徐々に上げ幅を縮小し、マイナスに転じた。前日のハイテク株安を受けて半導体関連株は軟調な銘柄が目立ち、指数の重しになった。

FOMCを前に「きょうとあすは手掛けにくい」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。後場は一時130円安とマイナス幅を広げた。時間外取引の米株先物や上海株の軟調な推移も、投資家心理の重しになった。

FOMCへの警戒感がくすぶる中、市場では「米物価のピークアウトがはっきりしてきており、市場が織り込む以上のタカ派寄りの話が出るとは考えにくい。株価が大きく崩れることはないのではないか」(三菱UFJ国際投信の石金淳チーフストラテジスト)との見方も聞かれた。早期の利上げ停止を匂わすような話が出てくるなら、イベント後の株高が期待できそうだという。

TOPIXは0.36%安の1975.27ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比0.36%安の1016.45ポイントで取引を終了した。プライム市場の売買代金は2兆9196億2100万円だった。東証33業種では、値上がりは電気・ガス業や金属製品、海運業など17業種で、値下がりは銀行業や鉱業、医薬品など16業種だった。

個別では、東京ガスや三和HLDGがしっかり。東洋水産も買われた。一方、東京エレクトロンや第一三共は軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1149銘柄(62%)、値下がりは624銘柄(33%)、変わらずは63銘柄(3%)だった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます