- 2023/02/10 掲載
重工大手労組、ベア1万4000円要求=物価高で前年の4倍―23年春闘
2023年春闘で、三菱重工業など重工メーカー大手の労働組合は10日、製造業の主要労組の先陣を切り、経営側に要求書を一斉に提出した。急激な物価上昇を踏まえ、基本給を底上げするベースアップ(ベア)相当分の要求額は月1万4000円と、前年の4倍に引き上げた。
自動車、電機の大手労組は来週に要求書を提出する予定で、3月15日の集中回答日に向けて労使交渉が本格化する。
10日に要求書を提出したのは、三菱重工、川崎重工業、IHIなどの労組。22年春闘では、3500円の要求に対し1500円で妥結した。
【時事通信社】
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