- 2023/02/13 掲載
原油先物は需要懸念で反落、ロシアの減産方針織り込み済みか
0153GMT(日本時間午前10時53分)時点で、北海ブレント先物は0.69ドル(0.8%)安の1バレル=85.70ドル、米WTI原油先物は0.68ドル(0.9%)安の79.04ドル。
ロシアのノバク副首相は10日、西側諸国がロシア産石油・石油製品に上限価格を設定したことを受け、3月に石油生産を約5%、日量50万バレル削減すると述べた。
これを受け、前営業日の10日には北海ブレントは2.2%、WTIは2.1%上昇していた。
INGのアナリスト、ウォーレン・パターソン氏はリサーチノートで、きょうの取引が軟調となっていることについて「今回の減産がすでにほぼ織り込まれたという市場の見方を反映しているようだ」と指摘した。
原油先物は前週、中国の需要回復への期待から8%超上昇した。
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