- 2023/03/13 掲載
円急伸、134円台前半=米銀破綻で、株は一時500円安―東京市場
13日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=134円台前半に急伸した。米国で相次いで銀行が経営破綻したことや失業率が悪化したことを背景に、米景気後退を懸念したリスク回避の円買い・ドル売りが加速。海外市場では一時133円台を付けるなど荒い値動きとなった。午前10時現在は134円37~38銭と前週末比2円04銭の円高・ドル安。
市場関係者からは「米景気の先行きに対する警戒感が急速に広がり、安全資産とされる円やスイスフランが買われた」(大手証券)との声が聞かれた。
一方、東京株式市場は、米国での銀行の経営破綻や為替の円高が嫌気され、幅広い銘柄で売られている。日経平均株価は続落し、下げ幅は一時前週末比500円超安となった。
【時事通信社】
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