- 2023/06/08 掲載
日立の仏タレス鉄道信号事業買収、英規制当局が懸念表明
CMAは「合併を進めれば、すでに集中度が極めて高い業界で信号機のサプライヤーの数が減り、結果として競争が失われ、交通網と乗客を取り巻く環境が悪化する恐れがあると暫定的に判断した」と表明。
「今後は今回の調査結果について、そして乗客を保護し、より信頼の置ける効率的で近代的な鉄道という政府目標を達成するために日立とタレスがCMAの懸念にどのように対処できるのかについて協議していく」と述べた。
日立レールはCMAの暫定的な調査結果に「失望した」とし、懸念にどのように対処できるか精査すると表明。
「今回の合併は、英国の信号事業の競争を大幅に減らすものではないとの確たる見解に変わりはない」とし「最善の軽減策と適切な進め方を探ることが現在の当社の焦点だ」と述べた。
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