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  • 2023/07/07 掲載

ユーロ圏の基調インフレ、緩和しつつある=ECB副総裁

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[ロンドン 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は7日、基調的なインフレ圧力がユーロ圏全体でようやく緩和しつつあり、過去の利上げの効果が経済に浸透し始めていると述べた。

副総裁はロンドンで「基調的な物価圧力は依然強いものの、大半の指標は軟化の兆しを見せ始めている」とし「歴史的な基準からするとまだ幅があるが、基調インフレ指標のレンジは最近狭まり始めている」と述べた。

ただ、インフレ率は依然として高すぎるため、ECBの仕事はまだ終わっていないとも発言。「サービスインフレ、特に労働コストは、インフレ全般の重要な原動力となっているため、注意深く監視する必要がある」と述べた。

政策の効果が実体経済に波及するには時間がかかるため、ECBの過去の利上げは今後何年もインフレに影響を与え続けるとの見方も示した。

「引き締めによるインフレ率の下押し効果は2022年は0.5%ポイントにとどまったが、2023─25年は平均2%ポイントになる見通しだ」とも述べた。

サービスインフレについては、賃金動向と密接に連動しているため、引き続き注視していくと発言。物価圧力の持続性を見極める上で重要な指標になる可能性があると述べた。

「(コアインフレ率の)一つの重要な要素がサービスインフレだ」とし「サービスは賃金動向に非常に敏感だ。サービスは明らかに製造をアウトパフォームしている」とし「サービスインフレの粘着性ははるかに高い」と述べた。

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