- 2023/07/08 掲載
米金利先物市場、7月0.25%利上げほぼ織り込む 雇用統計発表後
米労働省が7日発表した6月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は予想以上に伸びが鈍化した。ただ失業率は7カ月ぶりの高水準から低下、賃金も堅調な伸びを維持し労働市場の強さを示した。
IIIキャピタル・マネジメントのチーフエコノミスト、カリム・バスタ氏は、今回の雇用統計について「労働市場の着実かつ緩やかな減速と一致する」と指摘。FRBが7月の利上げを断念するほどではないが、9月の利上げについては「非常に議論の余地がある」と述べた。
米金利先物市場によると、9月利上げの確率は約20%、11月利上げの可能性は40%。雇用統計発表前は11月までに誘導目標レンジが5.50─5.75%に引き上げられる確率がほぼ50%だった。
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