- 2023/07/08 掲載
ホンダ、電動化シフト加速=車載ソフトでIT大手と提携
ホンダが、自動車の電動化に向けて外部企業との連携や部品調達網の再編を加速している。7日には車載ソフトウエアの開発でITサービス大手SCSKと協業で基本合意したと発表。電気自動車(EV)や自動運転技術の搭載車、ネット接続機能を持つコネクテッドカー(つながる車)など、これからのクルマづくりに必要な体制整備を急いでいる。
ホンダは、車載ソフトを次世代のクルマの価値を決定付ける基盤技術と位置付け、ソフト開発力の強化を進めている。SCSKとは、車両の電子システムや自動運転機能を制御するソフトなどの開発で連携。開発体制を整えるため、2030年までにSCSKから1000人規模のITエンジニアを受け入れる。今年3月には車載ソフト開発を手がけるインドのKPITテクノロジーズとも協業で基本合意している。
【時事通信社】 〔写真説明〕電気自動車(EV)の事業戦略について記者の質問に答えるホンダの三部敏宏社長=4月26日、東京都港区
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