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  • 米黒人失業率、10カ月ぶり高水準 2カ月連続悪化 景気後退予兆か

  • 2023/07/08 掲載

米黒人失業率、10カ月ぶり高水準 2カ月連続悪化 景気後退予兆か

ロイター

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[7日 ロイター] - 米労働省が7日に発表した雇用統計によると、米国の黒人の失業率は6月に6.0%と10カ月ぶりの高水準となった。5月の5.6%から悪化した。2カ月連続で悪化し、この期間に1.3%ポイント上昇。白人の失業率との差は2.9%ポイントに拡大した。

4月は4.7%と、白人の失業率との差は1.6%ポイントまで縮まり、労働省が半世紀前に失業率の集計を開始して以来、黒人と白人ともに最低水準になっていた。

黒人の失業率は5月に1%ポイント弱悪化し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期間を除いて2009年以来の大きな上昇率となっていた。

黒人失業率の急上昇は、景気後退が迫っていることを示す強い予兆の可能性がある。黒人労働者は歴史的に見て、景気低迷時に最初に解雇される傾向が見られたからだ。今年6月に黒人失業率が改善しなかったことは景気後退への懸念を高めた。

米経済政策研究所の人種民族政策プログラム責任者、バレリー・ウィルソン氏は月例報告に先立ち「通常、黒人の失業率は他のグループよりも高くなる。景気後退に向かっているとすれば、今回もそうならないと考える強い理由は見当たらない」との見方を示した。

全体の失業率は6月に3.6%と、5月の3.7%から改善。6月の雇用者数は前月比20万9000人増と、増加幅は5月の30万6000人より少なかった。

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