- 2023/07/11 掲載
米利上げなくとも物価目標達成の「単純明快な」理由あり=アトランタ連銀総裁
財消費は「安定している」一方、サービスについては「多くの統計がピークアウトを示唆しており、実際に活動が減少し始めている」と指摘。このような動きは価格上昇ペースを鈍らせるとした。
また、利上げは「際どい」決断としながらも、最近のインフレ統計を見る限り、月次データは不安定でも基本的なトレンドは正しい方向に向けっていると言及。2%目標を守るには時間がかかるだろうが、インフレ期待は十分に抑制されており、企業からは賃金や中間財価格への圧力が和らいでいるとの報告を受けているとした。
「基調的なデータは非常にポジティブな物語を語っている」とし、政策面で大きな対応をしなくとも「これら全てを考慮すれば、累積的な効果により(インフレの)目標回帰が可能だ」とした。
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