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  • 2023/07/12 掲載

後継難企業にマッチ=サーチファンド投資会社・嶋津社長インタビュー

時事通信社

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サーチファンドの仕組みを日本に紹介し、複数の金融機関と組んで経営者候補と企業のマッチングなどを手掛けるジャパン・サーチファンド・アクセラレーター(東京)の嶋津紀子社長に、事業の現状や展望を聞いた。

―経営者候補のサーチャーになるのはどんな人か。

経営コンサルタントや商社などでの経験を生かし、リスクを取って成果を出したい人たちだ。これまで住宅建設や電気工事、機械製造、訪問看護などの会社の経営者に就いてきた。経営学修士号(MBA)取得者ばかりと思われがちだが、それがあればうまくいくほど実際の経営は甘くない。

―日本の事業承継は世襲に依存しがちだ。

世襲で解決できる企業は限られる。伝統的には優秀な人材を「婿養子」として迎えてきた企業も多い。社長が認めた人が次の社長に就くため、社員の動揺を抑えやすい。この点はサーチファンドも似ている。ある企業の創業家出身者は「サーチファンドは婿養子を代替できる現代的な仕組みだ」と話していた。

―ニーズは広がるか。

「後継者が見当たらないので経営を続ける」という人は多い。サーチファンドはそうしたケースにうまく当てはまる。

―課題は。

優秀なサーチャーをどれだけ企業に受け入れてもらえるかだ。起業するぐらいの熱意と能力を持つ人が経営に飛び込んでこそ企業は成長できる。成功例を一つでも多く示していきたい。

【時事通信社】 〔写真説明〕取材に応じるジャパン・サーチファンド・アクセラレーターの嶋津紀子社長=5月19日、東京都千代田区

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