- 2023/07/12 掲載
ビール類販売、2年ぶり減=値上げで買い控え―1~6月
ビール大手4社は12日、1~6月のビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)の販売実績を発表した。キリンビールなどの推計によると、市場全体の販売数量は前年同期比1%減と、2年ぶりに減少。コロナ禍が落ち着き、飲食店など業務用は好調だったが、昨年10月の缶ビール類の値上げに加え、他の食品や光熱費の高騰が家計を圧迫。家庭用で買い控えが広がったことが影響した。
メーカー別では、家庭用を得意とするキリンは5%の減少だったが、サッポロビールは1%増。サントリーは4月発売の「サントリー生ビール」が好調で、14%増と伸びた。金額ベースで公表するアサヒビールは2%増。
【時事通信社】
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