- 2023/07/12 掲載
S&P、日系自動車企業のシェア低下を予測=EVのキャッチアップ難しく
自動車関連業界のデータや分析を専門的に行う「S&Pグローバル・モビリティ」の西本真敏アソシエイトダイレクターは、12日のオンライン説明会で、日本の自動車メーカーの世界シェアの見通しについて、足元の28%から2030年には23%程度まで低下するとの予測を示した。西本氏は、主力の米国や中国、欧州市場で、政府が電気自動車(EV)の自国生産や税優遇など「保守的な政策を出しており、参入障壁がどんどん上がっている」と分析。「どうキャッチアップしていくのかが見えにくく、日系メーカーは非常に厳しくなっているのではないか」と指摘した。
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