- 2023/07/12 掲載
NY円急伸、一時138円台=米CPI受け1カ月ぶり高値
【ニューヨーク時事】12日午前のニューヨーク外国為替市場では、インフレ鈍化を示す米消費者物価指数(CPI)を受けてドル売り・円買いが膨らみ、円相場は一時1ドル=138円台に急伸した。138円台を付けたのは6月上旬以来約1カ月ぶり。午前9時現在は139円30~40銭と、前日午後5時比1円03銭の大幅な円高・ドル安。
米労働省が発表した6月のCPIは前年同月比3.0%上昇と、伸びは12カ月連続で鈍化した。市場では連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化観測が後退。ドル売り・円買いの流れに弾みがつき、円相場は一時138円77銭近辺まで上昇した。その後はややドルが買い戻された。
【時事通信社】
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