- 2023/07/31 掲載
7月の消費者心理、1年7カ月ぶり高水準=「改善に向けた動き」に上方修正
内閣府が31日発表した7月の消費動向調査によると、消費者心理の明るさを示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月比0.9ポイント上昇の37.1と、5カ月連続で改善した。2021年12月(38.8)以来の高水準。基調判断も「改善に向けた動きが見られる」と、前月の「持ち直している」から上方修正した。
暮らし向きや雇用環境、収入の増え方など指数を構成する4指標すべてが改善した。基調判断の上方修正は4月以来で、「改善」の文言が入るのは13年11月以来。内閣府は修正した理由について「指標すべてが今年に入って上昇基調にある」と説明した。
1年後の物価見通しについては、「上昇する」と回答した割合が92.8%と引き続き9割を超えた。
【時事通信社】
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR