- 2023/08/01 掲載
米銀、第2四半期に融資基準引き締め ローン需要軟化=FRB調査
FRBは「貸出基準の引き締めを予想する理由として最も多く挙げられたのは、経済見通しの悪化や不確実性の増大、担保の減価予想、CRE(商業用不動産)ローンなどの信用の質の悪化だった」と指摘した。
大・中規模企業向けの融資基準を引き締めた銀行の割合は差し引き50.8%で、前回調査の46.0%から上昇。小規模企業向け融資基準を引き締めた銀行の割合も49.2%と、前回調査の46.7%から上昇した。
いずれも2020年のパンデミック(世界的な大流行)時に記録した70%超の水準からはかなり離れているものの、同時期を除くと世界金融危機時の09年第1・四半期以来、最大の上昇幅を記録した。
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