• 2023/10/14 掲載

伊経済成長を市場は懸念、国債市場への介入まだ不要=中銀総裁

ロイター

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[ローマ 13日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビスコ・イタリア中銀総裁は13日、イタリアに対する市場の懸念は経済が今後数年間成長できるかどうかに集中しているとの認識を示した。

ブルームバーグ・テレビのインタビューで「われわれ(イタリア)はもっと成長できる」と語った。

イタリアに対する市場の懐疑的な見方は、経済が高水準の債務負担を維持できる十分な成長を実現できるかどうかに焦点が当てられていると述べた。「イタリア経済が成長できるかどうかを市場が懸念しているのは、それが主な理由だと思う」と語った。

イタリア政府が財政赤字の拡大を予想したことを受けて国債利回りが急上昇し、ドイツ国債とのスプレッド(利回り差)が10カ月ぶりの高水準に拡大した。このためECBが市場の沈静化に乗り出さざるを得なくなるとの観測が浮上している。

ビスコ氏は独国債とのスプレッドは「重要」としながらも、ユーロ圏が危機に直面していた2011年の水準からはほど遠いと指摘した。

「(ECBが)介入しなければならないような領域にスプレッドが上昇する兆しはない。しかし必要性なら(介入は)可能だと思う」と語った。

主な懸念事項は地政学的な状況だとし、イスラム組織ハマスが先週末にイスラエルを攻撃する前から大きな不確実性があったとの見方を示した。

中東の緊張はエネルギー価格を上昇させる可能性があるが、押し上げ効果はウクライナ紛争ほどではないと語った。

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