- 2025/03/07 掲載
じもとHD会長、復配「できる限り早く」=公的資金返済は重要課題
じもとホールディングス(HD)の西塚英樹会長(傘下のきらやか銀行頭取)は7日までにインタビューに応じ、業績不振が続くきらやか銀について「(注入されている)公的資金を返すことが重要な課題だ」と述べ、返済資金の確保に向け内部留保を高める必要性を示した。その上で、時期未定としていたじもとHDの復配を「できる限り早い段階で実施したい」と強調した。
山形県が地盤のきらやか銀の公的資金のうち2009年に注入された200億円分の返済期限に関しては、24年3月期決算での2期連続大幅赤字を受け、予定していた同年9月から13年延期された。じもとHDは配当見送りを決め、国が公的資金の注入に伴って保有する優先株に63.5%の議決権が発生。同社は実質的に国の管理下に入った。
【時事通信社】
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