- 2025/05/02 掲載
アップル、1─3月業績は予想上回る iPhoneに駆け込み需要
[サンフランシスコ 1日 ロイター] - 米アップルが1日発表した第2・四半期(3月29日までの3カ月)決算は、売上高と利益がともに市場予想を小幅上回った。トランプ大統領が打ち出す関税措置に絡む値上げへの懸念から、iPhoneに駆け込み購入があった。
売上高は953億6000万ドル、1株利益は1.65ドル。LSEGのまとめたアナリスト予想はそれぞれ946億8000万ドル、1.63ドルだった。
iPhoneの売上高は468億4000万ドルで、市場予想の461億7000万ドルを上回った。
大中華圏の売上高は160億ドルに減少。ビジブル・アルファのデータによると、アナリスト予想は159億ドルだった。
部門別では、iCloudストレージやアップルミュージックを含むサービス事業の売上高が266億5000万ドル。LSEGがまとめた市場予想は266億9000万ドルだった。
腕時計型端末「アップルウオッチ」などを含むウエアラブル端末事業の売上高は75億2000万ドル。LSEGがまとめた市場予想は78億5000万ドルだった。
iPadの売上高は64億ドル、Macは79億5000万ドル。市場予想はそれぞれ60億7000万ドル、79億2000万ドルだった。
アップルは配当金を4%引き上げ、1株当たり0.26ドルとすると発表。1000億ドルの追加的な自社株買いを取締役会が承認したことも明らかにした。
決算発表を受け、アップルの株価は時間外取引で2.4%下落している。
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