• 2025/05/19 掲載

午前の日経平均は続落、円高進行を警戒 米国債格下げで

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 19日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比136円09銭安の3万7617円63銭と続落した。大手格付け会社による米国債の格下げを受けた円高進行が警戒され、売り優勢の展開となった。これまでの上昇の反動による調整を指摘する声が出ていたほか、時間外取引で米株先物が軟調に推移していることも気にされた。全体的に模様眺めムードが支配した。

ドル安/円高に振れた為替相場の動きが警戒され、輸出関連株が崩れることが心配されたものの、トヨタ自動車、ホンダが堅調となるなど、米債格下げと円高は株価の方向性を左右するまでには至っていない。

だが、時間外取引で米主要指数3先物がそろって軟調で推移したほか、テクニカル面では高値警戒感を示すサインが残っており、寄り付き後の売りが一巡した後は、これらが上値が抑える格好となった。

市場では「米国債格下げについては、ある程度は想定されていただけに、株価を崩す材料にはならなかった。引き続き警戒すべき材料は日本を含めた関税交渉となる」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との指摘もある。

TOPIXは0.14%高の2744.16ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆7720億2400万円と商いが細っている。

東証33業種では、値上がりは医薬品、輸送用機器、水産・農林業など20業種、値下がりは海運業、石油・石炭製品、サービス業など13業種だった。

個別では、アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体関連株が軟調なほか、ソフトバンクグループ、ファーストリテイリングがさえない。一方、トヨタなど自動車株のほか、三菱UFJフィナンシャル・グループや中外製薬が上昇した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが747銘柄(45%)、値下がりは824銘柄(50%)、変わらずは60銘柄(3%)だった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます