• 2025/12/03 掲載

Apple、AI部門トップ交代へ SiriなどAI戦略の見直しへ

元MicrosoftとGoogleのアマル・スブラマニヤ氏を登用、 AI 開発における出遅れを立て直し。

ビジネス+IT

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米 Apple は 2025年12月、AI部門の責任者を交代させる人事を発表した。これまでAI/機械学習戦略を統括していた ジョン・ジャナンドレア(John Giannandrea) に代わり、アマル・スブラマニヤ(Amar Subramanya)氏 を新たに AI 担当バイスプレジデントに据え、音声アシスタント Siri などの AI 技術および方針を再構築する意向を示した。
12月1日、Apple は アマル・スブラマニヤ氏を同社のバイスプレジデント(VP)? AI に任命し、ジョン・ジャナンドレア の後任とすることを明らかにした。Giannandrea は 2026年春に退任予定だが、それまではアドバイザーとして残る。スブラマニヤ氏は直近まで Microsoft にてコーポレート VP ? AI を務めており、それ以前には16年間にわたって Google に在籍し、AIアシスタント「Gemini」のエンジニアリング責任者を務めていた。



スブラマニヤ氏 が率いることになるのは、Apple のファウンデーションモデル(基盤モデル)、機械学習研究、AIインフラ、安全性管理など。

この交代は、Apple が最近抱えてきた AI 開発の遅れ、および Siri をはじめとする生成 AI 機能の搭載における出遅れを受けたものとされている。特に Siri の大幅なアップデートは何度も延期されており、内部では進捗に対する失望の声も伝えられていた。

Apple 側は、スブラマニヤ氏の豊富な AI 開発経験と技術力に期待を示しており、CEO のティム・クック氏も「AI は長らく Apple の戦略の中心だった」と述べ、新体制での加速を強調した。

この人事は Apple にとって「AI に本気で取り組む新章の始まり」を意味するとされる。Siri を含む製品・サービスへの生成 AI 機能統合の遅れを取り戻し、競合他社とのギャップを埋める狙いがある。

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