- 2020/09/11 掲載
ウェザーニューズ、防災チャットボットを用いた実証訓練を豊洲スマートシティで実施
『豊洲スマート防災訓練2020』は、国土交通省の「スマートシティモデル事業先行プロジェクト」及び東京都の「スマート東京(東京版Society 5.0)の実現に向けた先行実施エリアプロジェクト」に基づいて実施され、災害時に住民間で迅速かつ的確に情報共有を行うことを目的としています。今回の訓練に向けて、当社はLINEを通して住民同士が「安否確認」と「避難支援」の情報を共有できる新たな機能を開発しました。「防災チャットボット」はこれまで、自治体と市民間のコミュニケーションツールとして実証実験・訓練を重ねてきましたが、今回初めて、近隣の住民同士の災害状況の把握や助け合いのツールとして活用されます。なお、コロナウイルス対策として訓練は完全リモートで行われます。
◆住民同士の安否確認、災害前の避難を促す新機能を開発
「防災チャットボット」は、AIチャットボットがLINEを通して自律的に被災者とコミュニケーションを取り、対話の中から避難場所、不足物資、被災状況などの災害関連情報を自動で抽出・集約し、被災者に必要な情報を自動で提供するシステムとして開発してきました。また、これまで自治体が市民の状況を迅速に収集し、適切な情報を提供するコミュニケーションツールとして実証実験・訓練を重ねてきました。さらに、今回の訓練は災害時に住民間で迅速かつ的確に情報共有を行うことを目的としており、「防災チャットボット」が初めての住民同士の自助共助を促すコミュニケーションツールとして用いられます。そこで、当社はマンションごとの安否を住民同士で把握できる「安否確認」と、適切なタイミングで住民の避難行動を促す「避難支援」を新たに開発および実装しました。
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