• 2020/09/23 掲載

中国国債は90%の確率でWGBIに採用、予想引き上げ=モルガンS

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ロンドン 22日 ロイター] - モルガン・スタンレーは、中国国債が今週、国債の代表的な指数の1つであるFTSE世界国債インデックス(WGBI)<.SBWGU>に組み入れられる確率を90%に引き上げた。中国が市場慣行をさらに改善したことを受けた。

指数算出会社FTSEラッセルはWGBIの年次見直しの結果を24日に発表する予定。WGBIをベンチマークとする資金は推定2兆ドルに上る。

モルガンSは先週、中国国債がWGBIに組み入れられる確率を60─70%としていた。その後、中国政府が取引の決済に関し、日本の投資家による香港経由「債券通(ボンドコネクト)」での取引で書類提出の義務を撤廃するど、一段の柔軟性を認めたため、22日にWGBI採用の確率を引き上げた。[nL4N2GD2OV]

モルガンSのストラテジスト、ミン・ダイ氏は「債券へのアクセスがかなり改善したというのがわれわれの見方で、24日にWGBIに組み入れられる可能性が大幅に高まった」と述べた。

WGBIに採用された場合の組み入れ比率は5.7%と、ドイツ国債の6%に次ぐ水準になるとみられる。その他の国の組み入れ比率は米国が33.8%、日本が16.7%、フランスが8.2%、イタリアが7.3%となっている。

実際の組み入れは2021年9月となり、20カ月かけて段階的に行われる。モルガンSは組み入れが今後数年で中国に600億─900億ドルの投資マネーを呼び込み、今後10年では3兆ドルの流入につながると推計する。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます