- 2020/09/24 掲載
FRB、物価2%に到達するまで「利上げ検討さえせず」=副議長
クラリダ氏はブルームバーグ・テレビに対し「実際の個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが2%に達するまで、金利は現在の水準である実質ゼロ%にとどまる」とした上で、「これは『最低』でもそうなるという意味で、実際にはそれ以上に金利を据え置く可能性がある」と表明した。
さらに「実際のインフレ率が2%に到達するまで、利上げを考えようとさえしないだろうし、労働市場の指標が最大雇用と一致することが望ましい」と述べた。またFRBによるこれまでの対応に加え、政府・議会による追加措置で、米経済はおそらく3年以内に高失業率と需要低迷という現在の「深い穴」から抜け出せるとした。
インフレのオーバーシュートの可能性に関する判断は、現時点で「学術的なもの」であり、経済が回復すれば可能になると述べた。
PR
PR
PR