• 2020/10/26 掲載

日本製鉄、ブリキ製品における「エコリーフ」環境ラベルの取得について発表

日本製鉄

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日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)が販売するブリキ、ティンフリースチール、ラミネート鋼板の3製品において、このたび、国際規格 ISO14025に準拠した一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)による「エコリーフ」環境ラベルの認証を当社は取得しました。これらはスチール缶等の飲料容器や、缶などの種々の容器等に用いられる極薄系のスチール素材で、国内では初めての認証取得です。

エコリーフはLCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて、資源採取、製造から、廃棄・リサイクルまでの製品のライフサイクル全体を考えた環境情報を定量的に開示するEPD認証制度の一つです。お客様はこれにより、使用する製品の環境負荷を客観的に評価することができます。

2018年の国際規格化(ISO規格化)により、スチール素材(鉄鋼製品)のライフサイクルのうち、「作る」段階、およびスチール缶等、スチール製品ではほぼ全量で行われている「使い終わった後のリサイクル」段階のCO2排出削減量等の環境負荷低減の値を定量的に示せるようになりました。

素材として、使い終わった後のリサイクル効果を含めて環境への貢献度を算出できる規格は他素材には有りません。また、スチール缶に用いられているスチール素材は、素材を「作る」段階の環境負荷が小さい上、リサイクル性が極めて高く何度でも何にでもリサイクル可能で、そのリサイクル効果も高いことから、素材の一連のライフサイクルでのCO2排出量は、他素材に比べてもスチール容器は低いといえます。

日本製鉄は、このLCA算出手法の国際規格化(ISO規格化)の動きを捉え、スチール容器用素材であるブリキ品種において、CO2等の排出削減量を「エコリーフ」環境ラベルで積極的に公表し、最終商品の消費者に対して示していきます。

従前より世界的に注目されている気候変動問題に加え、近年は、マイクロプラスチックによる海洋汚染やプラゴミ処理能力不足・不法輸出・投棄といった廃プラスチック問題が深刻化し、世界的な地球環境問題への関心は更に高まってきています。スチール素材は、何度でも何にでもリサイクル可能で、そのリサイクル効果も高いことに加えて、万が一放置されても、最終的には錆びて土に戻る、環境に対して極めて優しい素材です。

日本製鉄は、環境性能に優れた「スチール缶」に包装された食品や飲み物などを選択(消費)することが、こういった環境問題に対する私たち消費者が取るべきエコアクションとなりうることを、一人でも多くの消費者の方々に改めて認識いただくための一つの手段として、ブリキ製品の「エコリーフ」環境ラベルを活用し、持続可能な社会の構築に貢献すべく尽力してまいります。

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