- 2020/12/01 掲載
ウェザーニューズ、NEXCO中日本と「越波リモート監視システム」の実証実験を開始
ウェザーニューズはNEXCO中日本とこれからも協力し、安全・安心な高速道路空間の提供を目指します。
※本実証実験は、「i-MOVEMENT(アイ・ムーブメント)」の実現に向けて、2019年7月にNEXCO中日本が設立したコンソーシアム方式でオープンイノベーションを推進する「イノベーション交流会」における取り組みです。
◆AI画像解析技術を用いた「越波リモート監視システム」
海岸を走る東名高速道路(由比付近)や西湘バイパスは、台風や低気圧接近時には越波の状況を監視し、通行止めにするなどの対策が必要になります。現在は職員が現地に向かい、越波の頻度や規模、飛来物の状況を目で監視することで、最適な通行規制を実施していますが、これは同時に監視員の危険を伴います。
そこで、ウェザーニューズは現地監視員およびリモート環境における監視業務の省人化・省力化を目的として、AI画像解析技術を用いた「越波リモート監視システム」を開発し、NEXCO中日本とともに実証実験を行います。
本システムはライブカメラと通信環境があれば、どこでも低コストで解析することが可能です。現地のライブカメラ画像から東名高速道路(由比付近)、西湘バイパス付近の波の大きさや越波の有無を自動監視・検出することで、効率的な状況把握を実現します。さらに、越波規模に応じてアラート通知することで、リモート環境における監視業務の省力化も目指します。
◆今後のスケジュール
~2021年3月「AI画像解析」精度検証
~2021年6月「越波リモート監視システム」開発
2021年7月~「越波リモート監視システム」試運用
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