- 2020/12/03 掲載
セールスフォース・ドットコム、Slackの買収に関する最終契約に合意
グローバルでCRMをリードする米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一)と、最も革新的な企業向けコミュニケーションプラットフォームを提供するSlack Technologies,Inc.(NYSE:WORK)は、SalesforceによるSlackの買収に関する最終契約に合意したことを発表いたしました。本契約の条件に基づき、Slackの株主は、現金26.79ドルとSalesforceの普通株式0.0776株をSlackの株式1株に対して受け取ることになり、2020年11月30日のSalesforceの普通株式の終値に基づく企業価値はおおよそ277億ドルとなります。
Salesforce Customer 360とSlackとの統合は、顧客と業界に変革をもたらします。この統合により、新しい働き方のためのオペレーティングシステムが提供され、オールデジタルの世界において企業が成長し、成功することができるようになります。
米国セールスフォース・ドットコムの会長兼CEOであるマーク・ベニオフは次のように述べています。
「スチュアートとそのチームはエンタープライズ・ソフトウェアの歴史上で最も愛されているプラットフォームの一つを創造し、その周りには信じられないほどのエコシステムが存在します。これはは最も素晴らしい統合です。SalesforceとSlackは共に、エンタープライズ・ソフトウェアの未来を形成し、オールデジタルでどこでも仕事ができる世界で、私たちの働き方を変えていくでしょう。この買収が完了した後、SlackをSalesforceのOhana(オハナ/ハワイ語で家族)に迎えることを楽しみにしています。」
SlackのCEO兼共同創業者であるスチュアート・バターフィールド氏は、次のように述べています。
「Salesforceはクラウド革命を起こしました。20年経った今でも、私はSalesforceが私たちの働き方を変えていくあらゆる可能性に注目しています。この統合が生み出す可能性はとても大きく、ソフトウェアがあらゆる組織のパフォーマンスにおいてますます重要な役割を果たすようになるにつれ、私たちは複雑さを軽減し、パワーと柔軟性を高め、最終的にはより高度な連携と組織の俊敏性を実現するというビジョンを共有しています。私個人としては、これはソフトウェアの歴史の中で最も戦略的な組み合わせだと考えています。」
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