- 2021/03/03 掲載
ドコモとニトリビジネス&リフォーム、法人向けショールームにXRを導入
本件により、XRを活用することで、法人あるいはリフォームのお客さまがより快適にお買物を楽しめる、今までにない新時代のショールーム体験創出に取組みます。
2021年3月10日(水)より空間コンピューティングデバイス「Magic Leap 1」(※2) を活用したXR体験の実証実験を開始します。
会場は、グランフロント大阪 北館3階「ニトリ 企業様向けショールーム(NITORI BUSINESS&REFORM)」です。
ショールームでは、Magic Leap 1を装着すると、システムキッチンが実際の空間に現れ、その場に存在しないシステムキッチンがあたかもショールームに実在しているかのような体験が可能になります。従来のショールームでは、設置スペースのサイズによって、お客さまが実際に体験できるカラーバリエーションや、オプションの組み合わせの数には限界がありました。しかしMR(※3)(複合現実)を用いることで、デジタル上に設置された膨大なバリエーションから、お客さまが自分好みにカスタマイズした3Dモデルを見ることができます。また、「Magic Leap 1」のコントローラー操作によって、ただ3Dのキッチンを眺めるだけではなく、引き出しの開閉などの動作を実際に触れているかのように疑似体験することができます。さらに、これらの体験を複数名で同時に行うことができるため、お客さまの間での感想の共有や、従業員からのスムーズなご案内が可能となります。
また、この体験は直接システムキッチンに触れるのではなく、MRを用いて出現させた3Dのシステムキッチンに対して非接触で操作を行うことができます。このようなMRの特性を活かし、今後コロナ禍への対策となるようなサービス提供も視野に入れて、検討を進めてまいります。
ドコモとニトリビジネス&リフォームは、XRを活用した新たな取組みの推進によって、ショールーム体験をさらに楽しく快適にするサービスの創出をめざしてまいります。
※1 XRとは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といった先端技術の総称です。
※2 「Magic Leap 1」はMagic Leap社の軽量なウェアラブルヘッドセットで、リアルとデジタルを融合したインタラクティブな世界を提供します。モニターがなくても、シームレスにデジタルコンテンツに見て触れることが可能です。
※3 MRとは、複合現実と呼ばれ、仮想世界を現実世界に重ね合わせて体験できる技術です。
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