- 2021/06/04 掲載
ブッキング・ドットコム、2021年の「サステイナブル・トラベル」に関する調査結果を発表
■日本の旅行者の42%が、コロナ禍でサステイナブルな旅行を意識!
新型コロナウイルス感染症をきっかけに、人々がライフスタイルを見直していく中で、サステイナビリティに対する意識が変化していることを明かにした本調査では、日本の旅行者の43%が「次世代のために環境を守っていくには今すぐ行動する必要があると考えている」と回答しました。さらに45%の日本の旅行者が「日常においても環境に配慮したサステイナブルな取り組みを行っていきたい」としている中で、既に51%はリサイクルに取り組み、42%がフードロスの削減に努めていると回答、前向きにサステイナブルな活動に取り組む人が多くいることが判明しました。サステイナビリティに対する意識の変化は旅行に対しても同様で、日本の旅行者の82%が「旅行において、サステイナビリティが非常に重要だ」、42%は「新型コロナウイルス感染症の影響で、よりサステイナブルな旅行を望むようになった」と回答しました。再び安全かつ自由に旅行が楽しめる日が来た時には、より環境に配慮したサステイナブルな旅行への需要が高まっていくことが予想されます。
■旅行者が旅先で行いたいサステイナブルな取り組みとは?
本調査では、「旅先でどのようなサステイナブルな取り組みに参加したいか」という点についても触れており、日常でも行えるサステイナブルな取り組みを旅先でも継続的に行うつもりであることが伺えます。調査結果によると、日本の旅行者の71%が「ゴミの量を減らしたい」また「エネルギー消費量を減らしたい(部屋を出る際にエアコンや電気を消すなど)」、65%は「より環境に優しい交通手段(タクシーやレンタカーの代わりに徒歩や自転車、公共交通機関など)を利用したい」と回答しており、日常でも行えるサステイナブルな取り組みを旅先でも継続的に行いたいとする声が半分以上を占めました。
*調査はブッキング・ドットコムによって、30の国・地域の計29,349名の回答者(内訳:アメリカ1,000名、カナダ1,007名、メキシコ1,000名、コロンビア964名、ブラジル1,000名、アルゼンチン1,000名、オーストラリア999名、ニュージーランド941名、スペイン1,001名、イタリア1,000名、フランス1,000名、イギリス1,000名、ドイツ1,000名、オランダ1,003名、デンマーク986名、スウェーデン1,000名、クロアチア997名、ロシア1,005名、イスラエル1,003名、インド1,000名、中国1,000名、香港1,005名、タイ968名、シンガポール963名、台湾1,000名、ベトナム1,005名、韓国1,000名、日本1,000名、南アフリカ1,002名、ケニヤ500名)を対象に独自に行われたものです。アンケート回答者については、18歳以上であり、過去12ヶ月のうち1回以上旅行をした、および2021年に旅行する予定があり、旅行に関する決定をした主要な人物またはその決定に関与した人物であることが条件でした。本アンケートは、2021年3月にオンラインで実施されました。
**調査はブッキング・ドットコムによって、オーストラリア、オーストリア、ブラジル、中国、クロアチア、フランス、ドイツ、ギリシャ、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ポルトガル、ロシア、スペイン、タイ、イギリス、アメリカの3,390軒の宿泊施設で構成される代表サンプルを対象に行われたものです。本アンケートは、2021年4月にオンラインで実施されました。
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