- 2021/06/10 掲載
ロート製薬、eスポーツプロ選手との研究レポートを公開
■研究結果のポイント
この度、ビデオゲーム練習中、練習後の安静時、睡眠時において、グリーンの香気構成成分(Restful Green)により、下記の点を確認しました。
【ビデオゲーム練習中】
被験者には個人差があり、香りあり、なしの条件間にて同一の明確な有意差は確認できませんでしたが、被験者それぞれに以下の点を確認しました。
(1)被験者1は、3時間のゲーム練習中、総自律神経活動(※1)がより活性した状態になり、対戦練習での勝率が4%アップした。
(2)被験者2は、20分間のコンボ練習中に限り総自律神経活動(※1)が活発化した。
※1.総自律神経活動は自律神経が活発になる指標であり、注意・集中を計る指標の一つとして研究が進められています。
【ビデオゲーム練習後の安静時】
香りありの条件下にて、被験者2は有意差が確認できませんでしたが、被験者1では下記の点を確認しました。
(1)被験者1は、デジタル疲労の回復率が高く、練習後の安静時に香りのない時と比べて約4倍回復した。
【練習後の睡眠】
香りありの条件下にて、被験者それぞれに明確な有意差が確認されました。
(1)両者の睡眠時間が延長した。(被験者1:平均8時間から9.1時間、被験者2:6.5時間から8.04時間)
(2)両者ともに睡眠中に副交感神経活動が向上し、緊張度が低い状態で眠っていた。
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