- 2021/06/14 掲載
サムライズ、Rookout社が提供するSaaS型ライブリモートデバッグサービスの販売開始
■さまざまな環境に対応するライブリモートデバッグサービスの登場
デジタルトランスフォーメーション推進であらゆるデータがデジタライズされる昨今、システム開発のスピードは加速するばかりです。一方でソフトウェア開発においては、テストを十分に行うことが困難なケースも少なくありません。また、ユーザにサービス提供している商用環境で発生した問題把握に時間が掛かることも深刻な問題です。そのため、短時間で効率的にテストを行い、リリースされた商用環境でも微細な問題を把握することができれば、ソフトウェア開発者にとっては大きな負担軽減を図るだけでなく、より開発業務に集中することができます。
そうした課題を解決するために提供されるのが、ライブリモートデバッグサービスRookoutです。
Rookoutは、デバッグ業務に特化したSaaS型サブスクリプションサービスです。ソフトウェアの動作確認の為に必要なブレークポイントを利用しソフトウェアの実行状況をモニタリングします。
■Rookoutの3つの特徴
1, 止まらないブレークポイントで効率的なデバッグ作業
通常のデバッガでは、ブレークポイント設定箇所で都度停止します。Rookoutのブレークポイントは停止することなく必要な実行状況の情報を容易に取得します。
止まらないブレークポイントが設定された、ソースコードの行を実行する前に、各変数の内容とスタックトレースを取得します。止まらないブレークポイントなので、ステージング環境でのテスト中やリリース後の本番環境でもデバッグすることが出来ます。
2, 安心で安全なデバッグの実現
アプリケーションにSDKを組み込み、SDKの初期化コードを書くだけで、SDKからRookoutのSaasサーバへ取得したスナップショットのみ送信されます。いつでもどこでも自由な環境でのデバッグ作業が可能になります。
さらに、デバッグ作業の為にソフトウェアのソースコードを外部へ配置、公開する必要は一切なく、特別なセキュリティ対策の仕組みを用意することなく、セキュアなリモートデバッグを実現します。
また、取得した変数の内容表示するリンクをデバッグチーム内で共有することが出来ます。Slack、Jira、Microsoft Teamsと連携し、メッセージ送信出来るので、常に、デバッグ環境を気にする必要はありません。
3, コンテナーやサーバレス環境のアプリケーションデバッグ
レガシーなモノリシックからクラウドベースのコンテナー、サーバレスに至るまで多様な環境で稼働するソフトウェアの、開発から本番環境までデバッグ作業を実現します。
また、1インスタンスに対するデバックではなく、インスタンスに付けられたタグによりグループ化された複数のインスタンスを同時にデバッグすることが可能な為、インスタンスが縮退する環境でも問題なくデバッグすることが可能です。ステップバイステップで制約の多い環境で実行していたデバッグ作業を効率化し、ソフトウェア開発業務の省力化を支援いたします。
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