- 2021/06/15 掲載
高砂熱学工業、二酸化塩素技術による新型コロナウイルスの減少確認を発表
この実証試験結果を踏まえ、当社が保有する二酸化塩素技術を基にオープン・イノベーション体制を構築することにより、当該技術の迅速な実用化を目指して、パートナー企業の募集を行うことといたしますので、お知らせいたします。
記
1.取り組みの経緯・内容と今後の見通し
当社は、これまでに空調設備の開発を中心に蓄積してきた技術やノウハウを基に、二酸化塩素技術に関する研究開発を続けてまいりました。今般、類似ウイルスではなく、実際の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を用いた二酸化塩素ガスによる抗ウイルス試験を、一般財団法人 日本繊維製品品質技術センターにおいて、実環境に近い条件にて実施した結果、物体表面に付着する新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が99.9%減少することが実証確認されました。
この実証試験結果を踏まえ、当社はオープン・イノベーションの推進を通じて、当社が保有する二酸化塩素技術と今後、参画いただくパートナー企業の知見の融合を図り、機器・装置の開発、二酸化塩素の安定供給網構築、実際の現場での施工に至るサプライチェーンの構築まで、早期の達成を目指してまいります。
なお、2022年3月期連結業績に与える影響につきましては現時点において未定ですが、今後公表すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
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