• 2021/06/21 掲載

東急建設、建設作業や工場等から発生する低周波音に有効な軽量防音パネルを共同開発

東急建設

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 東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:寺田光宏)は、旭機工株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:奥畑栄一)、松陽産業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:竹内和彦)と、加圧膜を利用した軽量な防音パネル『(仮称)低周波音用・軽量防音パネル』(以下、本パネルという)を共同開発し、当社施工のトンネル掘削工事現場に試験適用しました。

 本パネルは、鋼板に加圧膜と金網等の軽量な剛性材を組み合わせユニット化することで、低周波音対策でこれまで使用されてきたコンクリートパネルと比べて同程度の遮音効果を確保しながら、重量を6分の1程度まで軽量化し、施工性を大きく高めることを可能としました。

【『低周波音用 軽量防音パネル』の概要】

(1)開発の背景・目的

 低周波音は建設作業や工場等から発生することがあります。従来、低周波音対策では、コンクリートパネルなどで防音材の重量を大きくする対応をしてきましたが、コスト増加や施工性の悪さというデメリットが生じていました。

 これに対して本パネルは、加圧膜を利用した軽量遮音構造(※)(以下、MSI:Membrane Sound Insulatorという)と鋼板を組み合わせることで、軽量でありながら、低音~高音の広範な音域で遮音性能を確保できます。また、MSIに桟を設けること(特許出願中)で、剛性に依存する遮音領域をチューニングさせることが可能となり、低音域における遮音性能の広帯域化を実現しました。

※加圧膜を利用した軽量遮音構造:鳥取大学元教授 西村正治氏が考案した原理で、加圧膜と金網等の剛性材を利用し軽量な材料構成で剛性を高めることで、剛性による遮音領域(剛性則領域)が拡張し、軽量ながらも低音域の遮音性能が確保できる機構

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