- 2021/07/09 掲載
丸紅など、働く女性の健康課題改善をサポートするプログラムに関する業務提携を発表
【背景】
経済産業省の調査報告書(*2)によると、月経随伴症状などによる女性の労働損失は4,911億円/年とされており、また、月経・不妊治療・更年期症状改善による経済効果は2025年時点で約2兆円/年とも推定されています。法人が健康経営(R)(*3)を推進する上で、月経をはじめとした女性特有の様々なライフステージにおける健康課題に取り組むことが重要視されています。このようなニーズの高まりを受け、丸紅ではフェムテック事業への参画に向けた取組みを、またエムティーアイ、カラダメディカでは、これまで一部プログラムの実証を通じたサービス開発を進めてきました。
【本プログラムについて】
本プログラムは、医療機関と連携したオンライン相談・診療サービスの提供および啓蒙活動などを通じ、生理痛や月経前症候群(PMS)の改善をはじめ、妊活や不妊治療に関するサポート、さらに更年期に現れる症状の改善まで、働く女性がライフステージごとに直面する健康課題の改善を一貫してサポートするものです。また、経済産業省による令和3年(2021年)度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」(*4)に採択されています。
今後、3社は、丸紅の法人ネットワーク、エムティーアイとカラダメディカのヘルスケアサービス開発・運営のノウハウを活かしこれまでの取組みを更に発展させ、法人・自治体との実証・協業を通じ、本プログラムを共同で開発・提供し、働く女性のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)とエンゲージメント(*5)の向上を支援していきます。
(*1) フェムテック:女性(Female)と技術(Technology)を組合わせた造語。女性が抱える健康課題をテクノロジーの力で解決するもの。
(*2) 経済産業省調査報告書:
健康経営における女性の健康の取り組みについて
URL:https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/josei-kenkou.pdf (2ページ)
働き方、暮らし方の変化のあり方が将来の日本経済に与える効果と課題に関する調査 報告書 (概要版)
URL:https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/R2fy_femtech.pdf (13ページ)
(*3) 「健康経営R」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
(*4) 経済産業省 令和3年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」における補助事業者の公募開始について
URL:https://www.pwc.com/jp/ja/news-room/femtech-public-offer.html
(*5) エンゲージメント:従業員の会社に対する思い入れや愛着のこと
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