ゼンリン、マップボックス・ジャパンとパートナーシップを締結

　株式会社ゼンリン（本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:高山 善司、以下「ゼンリン」）は、マップボックス・ジャパン合同会社（本社:東京都港区、最高経営責任者CEO:高田 徹、以下「マップボックス・ジャパン」）と、両社によるソリューションの共同開発を目指し、パートナーシップ（以下「本パートナーシップ」）を締結しましたので、お知らせします。

■本パートナーシップの背景

　ゼンリンは、地図データベースにおける日本のマーケットリーダーとして、住宅地図をはじめ、カーナビやインターネット地図等、詳細な地図情報を整備・提供してまいりました。

　一方、マップボックス・ジャパンが提供するMapboxサービスは、2019年から日本においてゼンリンの詳細で網羅性の高い地図データを採用し、カスタマイズ性の高い地図情報サービスの開発プラットフォームを提供してまいりました。

　現在、多種多様な業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されており、企業がデジタル地図を活用するに当たって、様々なカスタマイズやデータ活用を行うニーズが高まっています。このような背景の下、ゼンリンとマップボックス・ジャパンは、より多くの利用者のニーズに応えるソリューションを提供するため、両社で協業を進めることに合意いたしました。

■今後の展望

　本パートナーシップの下、ゼンリンとマップボックス・ジャパンは、両社のサービスを組み合わせたソリューションを共同で開発します。

　具体的には、ゼンリンは、マップボックス・ジャパンへの地図データ提供に加えて、両社サービスを最適に連携させ、顧客のニーズに応じたソリューションの開発とその販売に対応していきます。

　マップボックス・ジャパンは、ゼンリンとの協力関係を通じて、Mapboxサービスの品質向上および日本市場にローカライズした新たなサービスの開発を目指します。

　既に、第一弾の連携サービスとして、Mapboxサービスを利用した小学生向け地図プログラミング教材「まなっぷ」をリリースしております。今後、地図情報サービスと可視化ソリューションを活用して、様々な分野で両社サービスの連携・拡大を進めていきます。

　両社は、これらの新しいソリューションを、新規および既存顧客、ヤフー株式会社やPayPay株式会社をはじめとするソフトバンクグループ会社に提供し、さらなる採用実績を積むことで、多種多様な業界におけるDXの加速に貢献することを目指します。