• 2021/08/25 掲載

オリンパス、胃がんを対象としたAI病理診断支援ソフトウェアの汎用性を実証

オリンパス

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 オリンパス株式会社(取締役 代表執行役 社長兼 CEO:竹内 康雄)は、独立行政法人国立病院機構呉医療センター・中国がんセンター(院長:下瀬 省二)を含む6施設(※1)との、AI病理診断支援ソフトウェアの実用化に向けた共同研究を行う中で、6施設から提供された胃生検の病理標本に対してAI病理診断支援ソフトウェアが感度(※2)100%、特異度(※3)50%以上の精度を達成、汎用性を実証しました。

 なお、本研究成果は2021年8月20-22日のJSDP(日本デジタルパソロジー研究会)定時総会2021にて、広島大学大学院医系科学研究科分子病理学研究室 谷山大樹先生が発表されました。

■研究成果の概要

・学習データを追加し、AI病理診断支援ソフトウェアに合計957件(※4)の病理ホールスライド画像(※5)を学習。

・学習させたAI病理診断支援ソフトウェアで6施設、約200件ずつの病理ホールスライド画像を判定。

・病理標本の厚みや色味などが施設ごとで異なる中、全施設で感度100%、特異度50%以上を達成。

・引き続きAI病理診断支援ソフトウェアの改良により、更なる精度向上と汎用性確立を目指す。

※1 独立行政法人国立病院機構呉医療センター・中国がんセンター、独立行政法人国立病院機構大阪医療センター、独立行政法人国立病院機構四国がんセンター、独立行政法人国立病院機構長崎医療センター、国家公務員共済組合連合会広島記念病院、一般社団法人呉市医師会呉市医師会病院

※2 陽性を陽性と診断する割合。

※3 陰性を陰性と診断する割合。

※4 呉医療センター・中国がんセンターを含む、計3施設から提供された病理ホールスライド画像を学習に使用。

※5 病理標本全体を高倍率で撮影した複数枚の顕微鏡画像を1枚の画像として観察できるように加工したデジタル画像。

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